ものに囲まれた暮らし

私たちは、日々多くのものに囲まれて生活を送っています。例えば、朝起きてから家を出るまでの間にも、 布団・洋服・食器・歯ブラシなど、数を上げればキリがありません。

多くのものに囲まれているということは、ものの質が生活の質を左右することを意味しています。良い暮らしを送るためには、自分にぴったりのものを使うことが必要です。

しかし、身の回りにあるものの多くは、健康な人を対象に作られています。高齢であったり、病気を抱えている人たちにとって、それらは決して快適な生活と結びつくものではありませんでした。


「つくる」を支えるツール:FAB

では、生活に適切なものを揃えるためには、どうすれば良いでしょうか?

今までであれば、お店に行って買ったり、オーダーメイドしたりするのが普通でした。しかしそこには、ちょうど良いサイズのものがない、価格が高くなってしまうなどの問題がありました。

買う

つくる

一方、ただ「買う」のではなく、「つくる」ことでものを手に入れることもできます。そのためのツールとして、3D プリンタなどのデジタル工作機械を用いたものづくり = 「デジタルファブリケーション」 が急速に広がっています。

好きな形のものを低コストで作ることのできるデジタルファブリケーションは、ものづくりのためのアイディアを実現する強力なツールになっています。


看護の視点でものをつくる

デジタルファブリケーションによるものづくりは、
健康でない人たちの抱える問題を解決することも可能にします。

例:ボールペンに筆圧をかけるための自助具をつくる

ありあわせの材料だと形に無理が生じてしまう   ぴったりのサイズを設計し、 3D プリンタで出力

看護の視点

そして、このようなものを作る際に必要になるのが、看護の視点です。

看護師は、患者の生活に深く寄り添い、 その人の生活にとって何が必要なのかを見極めるプロフェッショナルです。ただやみくもにものを作るのではなく、 看護の視点に結びついたものづくりを行うことで、より生活を良くするためのものを作ることが可能になります。


FabNurseの目指すこと

「患者の生活に寄り添う看護の視点」
「デジタルファブリケーションによる自由なものづくり」

この2つを組み合わせ、病気を持つ人、そしてそれを支える人たちが、
より良い生活を送れるようにすることが、私たちのミッションです。

患者のための自助具 ケアのためのツール 看護者のための教材