看護の目指すこと

みなさんは「看護」と聞いて、どんなイメージを持つでしょうか?

看護師は病気にだけ着目するのではなく、
身体・心理・精神・環境などの多様な視点を持って患者さんに接しています。

患者さんの年齢や性別、抱えている病気や受けてきた治療、どういう生活を望んでいるかなどを看(み) て、
よりよい治療やケアを受けるために必要なことを考えながら行動し、健康になろうとする力を引き出します。


看護独自の視点

看護の専門性

看護師は医師の診断に基づいて患者へ処置を行うことはもちろん、その後の経過を丁寧に観察し、より良いケアの検討・実践・評価を繰り返し行っていきます。

すべての基礎となる日々の情報収集は、医学・薬学・心理学などの専門的な知識をベースに行われています。この専門性こそが、看護が看護たる所以のひとつと言えるでしょう。

パジャマの患者さんだけを見ているわけではない

看護は患者さんを総合的に考え、 その人がその人らしく生活することを目指す活動です。
その活動の中では、人生に対する価値観、 および患者さんを取り巻く生活空間、 家族関係などを考慮する必要があります。

このような総合的な視点を持つことで、「ただ病院のベッドで寝ている病気の人」ではなく、「社会で生活している人」として個々人を見ることができます。広い視点を持ち、その人の今・将来にとって何が最適なのか判断することが重要です。


あなたのやっていることも、看護になる可能性がある

看護は「患者さん」と「患者さんをサポートする人」の間で成り立ちます。その関係性は看護師と患者さんだけにとどまらず、

などの様々な形で、支え・支えられる関係が存在しています。

様々な関係者が看護に関わることで、 患者に多様な選択肢を与えることができます。FABもその選択肢の一つであり、より良い看護を支えるための手段になり得るのです。